抹茶の飲み方・美味しい入れ方

お祝いの品に高級な抹茶をいただきましたが、お茶に関しての知識がありません。抹茶の飲み方や美味しい入れ方などありましたら教えて欲しいです。

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トピック

[ティーさん]

本格的な抹茶をおいしくいただくには、正しい飲み方を覚えておく必要があります。まず、お茶をたてる前のマナーとして心得ておきたいのが、食事の際に飲むコップのように、茶碗を片手で持たないことです。

しっかり両手を添えて、頭の辺りまでそっと運びましょう。次に、両手をついて、ゆっくりお礼をします。抹茶を入れてくれた方に対して、感謝の気持ちを伝えるために行う儀式のようなものなので、決して忘れないようにしてくださいね。

再び茶碗を両手で持って、胸の前まで持っていきましょう。そこで、右手を使って二回手前に回します。ここまでの流れを終えて、やっと抹茶を口にすることができるのですが、決して一
度で飲み干さないように注意してくださいね。3回に分けて、キレイに飲みましょう。

飲み終えた後も、気を抜いてはいけません。あなたが口をつけた部分を、右手の親指と人差し指を使ってつまむようにして拭き取ります。自分の前に正面が来るように、今度は右手を使って向こう側に二回回して茶碗をそっと置きましょう。

今回ご紹介した抹茶の飲み方は、一般的な作法にすぎません。流派によって多少異なることがあるので、気をつけてくださいね。また、最近ではお湯や水で割って飲むタイプの抹茶も販売されています。こうした作法に捉われず、手軽に抹茶を楽しんでみてはいかがですか。

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[飲まなく茶さん]

今日から実践できる「お茶を美味しく入れるコツ」をお教えします。早速試してみてくださいね。

まず、お茶を入れる「水」に注目してみましょう。日本で飲める水のほどんどは、「微酸性」「軟水」がほとんどです。水道水を使用しても構いませんが、塩素が含まれているため、必ず一度沸騰させてから使用するようにしてくださいね。ミネラルウォーターを使用する場合は、カルシウムやマグネシウムが豊富な「硬水」は適さないため、ボトルの表記をチェックようにしましょう。

次にお茶を入れる「温度」に気をつけてください。温度によって浸出する成分が全く異なります。たとえば、80度以上の高温でお茶を入れると、渋み成分のカテキンが多くなってしまいます。もっとマイルドな旨さを引き出したいときは、70～80度の低温でお茶を入れるようにするとよいです。

お茶のうま味成分といわれるアミノ酸は、50度以上の低温で抽出しやすいといわれています。特に玉露を入れるときは、高温になりすぎないように注意してくださいね。香りを楽しむような玄米茶やほううじ茶、中国茶、紅茶は、逆に100度以上の熱湯を使用すると、うまみ成分を引き出すことができます。

「水」と「茶葉に合わせたお湯の温度」を気を付けるだけで、今まで飲んでいたお茶がぐっと美味しくなるはずですよ。

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