看護師の呼吸器科の仕事内容ってどんな？

あまりメジャーじゃないかもしれませんが呼吸器科で働いている看護師さんに質問です。
具体的な仕事内容を教えて下さい。お願い致します。

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[なすなすナースさん]

呼吸器内科に以前勤めていたので、ちょっとまとめてみました。
まず呼吸器内科は、本当に生死にかかわる病棟なので、肺癌や肺炎でなくられる方もたくさんいます。呼吸器内科は天国に一番近い病棟とも言われていて、患者さんが亡くなる時まで関わることができます。

つまり、終末期ケアをするなら呼吸器内科だと思います。その人自身が生きてきた、最期のときをどうすごすのか？患者さんと家族の意向にそったケアを考えるのも大切だと思います。

本人や家族は延命処置を望むのか、望まないのか？意向にそったケアをすることで本人も家族も死を受け入れられる環境をつくることも終末期だからこそできることだと思います。延命治療を望まず在宅で終末期をむかえることも可能になりました。

在宅で訪問ドクターや訪問看護師、訪問ヘルパーさんの手をかりて終末期を在宅ですごすことができます。最期は在宅を希望される方もいます。病院で終末期を過ごされる方もいます。

家族は個室に泊り込みケアのお手伝いをされる方もいます。看護師のかかわりとしては終末期をむかえる患者さんに対していかに丁寧に素早く本人の負担にならないようにケアをしてあげることで、本人も苦痛なく治療や処置をうけることができます。また手でさすることで安心感や苦痛の緩和につながります。そして優しい言葉かけも本人の気持ちも安らぎます。

言葉一つで人ははげまされます。わたしたちの言葉かけ優しい笑顔一つ一つが精神的フォローにつながります。

呼吸器のやりがいは終末期ケアができるということだと思います。

また緊急的な処置が多いので看護師の技術を磨くにはいいと思います。急変時に人工呼吸の介助やIVH挿入の介助、化学療法の介助、ブロンコの介助、採血、点滴は毎日あるので腕は上達すると思います。バルーンカテーテル挿入、トロッカー挿入〔気胸になった人〕介助、急変時の対応を主に学べると思います。

デメリットは患者さんが亡くなる方が多いこと。人によったら死を受け入れることはとても悲しいことです。
急変や亡くなることが多いので残業があり、日によって多忙なことがある。毎日ではないですが残業があることもあります。
亡くなる方が多いのでステルベン処置を学ぶにはいいですが、抵抗がある方は少し辛いかもしれません。

呼吸器内科はメリット、デメリットはありますが必ず学び、成長できる場所ではあります。デメリットから学ぶことも必ずあります。いろんな経験をして成長することは必ず自分にとって、のちのち成長につながると思います。

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