心理学部は文系?理系?

前から気になっていました。
文系の大学で心理学を取ったことがあり、
テーマが面白く魅力ある学問と思いました。
その後も興味のある教育心理学、児童心理学を
趣味で勉強していました。
でも、専門書ほど医学に近いイメージがあり、
統計学が出てくるので、私(典型的文系)には
馴染めません。

私は心理学部の受験すら考えたことがないし、
どんな勉強をしているのか知りませんが、
心理学はやっぱり理系に分類されるんでしょうか?

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トピック

[がくさん]

心理学というものを一つにカテゴライズするところに無理があるように感じます。
何を学ぶかではなく、その学問を用いて何をするかではないでしょうか。
精神患者を治療であれば理系的側面が強く分かりやすいですが
発達心理学の場合は発達過程を知った上で医療的アプローチをするのか
それとも教育現場で生かすのか？
また犯罪心理学も犯人をプロファイルする為に用いるのか？
それとも犯罪者を更生させる目的なのか？
で異なるように思います。

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[もんちっちさん]

心理学は幅広く活用されていますね。それ以外の勉強、
例えば英語でも翻訳をするには英語の知識だけでは
対応できなかったりするので、就職先(目的のひとつ)を見越せば
文系・理系の枠にとらわれないほうがいいかもしれません。
一方、進学先を考える段階ではどちらかに分類されて
いるのではないか…という気もします。
高校のとき目指す学部によって文系コースか理系コースに
分かれてしまい、路線変更は難しかったはず。
(学校と世代によって違うかもしれませんが)

それとも、心理学は文理どちらの方面からでも
入ってくる人がいる、ということでしょうか?

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[適当な人さん]

自然科学、人文科学、社会科学のうち、自然科学が理系と呼ばれるという説からすると、心理学は文系となるとか。経済学も文系。
当然、文系でも数学を使うのは当然で、四則演算を使うからってレジ打ちまで理系にならないわけです。
統計学を使うから理系とか、微積分を使うから理系というのはなく、単に「数学的技法を利用しているだけ」では文系の範疇は出ない、というのが自分の感覚です。

一般的に理系と呼ばれる仕事は、理論の身を抽出ができ、その理論を抽象化して法則を体系化できるもの、と思っています。
数学に例えると、数字の１や２は理論のみを抽出した状態です。
抽象化するというのは、１＋２と記述できることです。
法則を発見するとは、加算は加算数と被加算数を入れ替えても意味は同じである、という定理を発見することです。
これにより、非常に複雑な事象であっても、抽象化によって簡潔に答えを導くことができるわけです。
この、現実の事象→理論の抽出→抽象化→法則の利用→具体化→実際の事象を説明、という流れを実行できるものが理系と呼べるもののはずです。
数学、物理、ＩＴ技術は当然これに該当します。
心理学が、もしその事象を抽象化して理論体系化し、定理を使った応用を実践しているのならば理系と呼べるでしょうが、実際は、単に数学的な道具を利用しているだけと思われます。
つまり、心理学は文系と呼ぶべきものではないか、と私は思います。

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